放射線照射後の腸管内の細胞の再生を促進
今回の実験は万田酵素を投与したマウスと万田酵素を投与しなかったマウスに分け、X線の全身照射を行ったんじゃ。いわゆるレントゲン照射というやつじゃな。人が生きていくために必要な栄養の吸収の大部分は腸管によって行われるんじゃ。腸管はX線にとても弱く、たくさん浴びると細胞が破壊されてしまうのじゃよ。
さて結果じゃが、万田酵素を投与しなかったマウスの腸管の細胞には大きなダメージが生じ、一方、万田酵素を投与したマウスは腸管細胞の再生が促進されダメージが回復したんじゃ。
用語解説
【小腸(しょうちょう)】
小腸の形状は全長6〜7m、直径3〜5cmの管状の臓器です。胃である程度まで消化された食物は、胆汁、膵液、腸液などの働きで完全に消化され、腸壁から吸収されます。小腸は唯一の栄養分吸収器官であるといっても過言ではありません。
小腸の内面は、吸収面積を増やすため、ヒダ状の形状をとっています。一つ一つのヒダには絨毛が生えていて、さらに絨毛の上皮細胞には高さ1マイクロメートル、直径0.1マイクロメートルの微絨毛が突出しているため、小腸の吸収面積は約200平方メートルにも及ぶこととなります。









