万田酵素の抗酸化作用
今回の実験は、マウスを使って万田酵素の脂質過酸化抑制効果、つまり抗酸化効果を調べたぞ。
2週間万田酵素を投与したマウスと通常飼育のマウスに、四塩化炭素またはパラコートという酸化的ストレスが発生する(酸化を強く促進する)物質を投与したんじゃ。
万田酵素を投与したマウスでは、肝臓並びに肺において酸化的ストレスで発生する過酸化脂質量の上昇が抑制されたんじゃ。
“過酸化”とは、酸化(体のさび)が更に一歩進んだ状態の事なんじゃが、年を取ると、過酸化が進んでいくのじゃ。
この“過酸化脂質量”が上昇することで、金属がさびると劣化するように、人間も老化していくのじゃ。
万田酵素は、活性酸素による組織の障害を防ぐ抗酸化作用を持っている、すなわち、体の老化を防ぐ!ということでもあるんじゃ。
用語解説
【過酸化脂質】
細胞の形を作っている膜脂質(リン脂質)やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって過酸化されたもの。がんや老化、動脈硬化などを引き起こします。
【酸化的ストレス】
生物は酸素を利用して生命を維持しています。酸素の一部は不安定で、多くの物質と反応しやすい活性酸素に変化します。この活性酸素は細胞を傷つけ、老化、癌、動脈硬化、その他多くの疾患をもたらす重要な原因となります。酸化や過酸化を受けた状態を指す場合もあります。

【四塩化炭素】
膜脂質と反応して脂質を過酸化させる活性酸素を代謝の過程で発生させるといわれています。活性酸素を発生させる試薬として生体内での抗酸化作用を調べるためによく用いられます。
【パラコート】
除草剤のひとつです。速効性があり、特にイネ科の雑草に有効。毒物。誤用による中毒は呼吸不全を起こし、的確な治療法がありません。もとは商標名ですが、現在は一般名として用いられます。
活性酸素を発生させる力が強いため、活性酸素の研究に使われることもあります。









